日々の記録

SNS は無限に時間を溶かすのでやらないことにした

「ビジネスとしての重要性」を把握したうえで即レスを要求していますか?

生産性における即レスの大切さ

に書いてあることは「質問する側」だけの観点でしか無いので「それはそうだね」となるのだけれど、「質問を返す側」についてはどう考えているんだろうね。

記事の中にも出てきたけれど「正確に返さなければならない」ような質問の場合それを調べる必要があって、かつ「調べた結果が本当に正しいか」を検証したりする時間も必要になったりする。さらにその質問に受け答えする担当者は当然他にも仕事を抱えていて、質問に答える作業をするためには本来やるべき作業をストップさせる必要が出てくる。また、質問について調べ物している時に別の質問が来たらどうするか?

サラリーマンの多くの場合、複数の仕事を同時並行でしているわけで、即レスすれば生産性が上がることは分かっていてもそう出来ない事情があるわけで、そこをどう捌いていくかだと思う。

なのであくまで僕の場合だけど僕は会社として優先度が高いと定義されているプロジェクトや、その質問に即レスしないことによるビシネスインパクト次第で、他の作業の手を止めても即レスすべきか、を判断している。

逆に言うと「自身の質問が会社に対してどれだけのインパクトを持っているか」を説明できない質問者については「じゃ、暇な時に回答しておきますね」程度だったりする。

 

「貴方の質問に答えるために会社の〇〇という仕事を止めてしまい△△のビジネスす影響が出ますが、あなたの質問は〇〇の仕事を止めてまで優先度を上げて対応する必要ありますか」と言う事。

 

単純な「1個の質問単位」で見るなら、「即レス」は生産性が上がるけれど、会社全体で考えたうえで話さないと、あまり意味がないよなぁ、とこの手の話を見ていて毎度思う。(まさか意地悪でレスを遅くしようとかしないと思うので)

 

--------追記--------

即レスできる時はどういう時か、について記載してなかったので書く。

  • 既に知っている知識に関する質問
  • 他者の意思決定を必要としない質問
  • レスによって相手の意思決定に影響を与えない質問

ここら辺じゃなかろうか。

個人的にはこれまで優秀な人ほど忙しいはずなのにレスが早いという経験を何度もしてきました。そのためレスの早さについて忙しさや時間の無さはあまり理由にならないと感じています。

とあったけれど、これは優秀であれば「知っている知識」か多く調べずともレスが出来る、責任のある立場であれば他者の意思に関係なく自身で意思決定がを完結する事が出来るといった事じゃなかろうか。